解析でわかること
解析で、開発会社が使える
「設計図」をお渡しします。
誰も触れないAccessの設計情報を解き明かし、リスク・依存関係・移行難易度・段階移行ロードマップを、御社の開発会社がそのまま実装に使える「設計図」にまとめます。
約2分・ファイル送信不要・発注義務なし/説明はオンライン・売り込みはしません
解析の対象
解析で解き明かす、4つの領域。
私たちは、Accessの中身を4つの領域に分けて解析します。ばらばらに見える設計情報を、移行の意思決定に使える一枚の設計図へと組み立て直します。
構造
テーブル・クエリ・フォーム・レポート・マクロ・モジュールを棚卸しし、どんな部品でできているかを復元します。仕様書がなくても構いません。
依存関係
どのクエリがどのテーブルを参照し、どのフォームがどの処理を呼ぶのか。オブジェクト同士のつながりを図として解き明かします。
リスク
容量上限への接近、破損しやすい構造、属人化した処理など、放置すると危険な箇所をオブジェクト単位で特定し、D1/D2/D3に判定します。
影響業務
そのAccessが止まったとき、請求・受注・在庫などどの業務が止まるのか。設計情報を業務の言葉に翻訳して可視化します。
リスク判定
危険度を、D1・D2・D3で示します。
どこから手を付けるべきかが一目でわかるよう、リスクを3段階に色分けして判定します。危険な箇所から順に移せるため、費用と工数のかけどころが明確になります。
容量上限への接近や破損リスクなど、いつ止まってもおかしくない箇所です。優先して移行・分割を検討すべき領域を示します。
いますぐ壊れるわけではないものの、属人化や設計上の負債を抱える箇所です。段階移行のロードマップに組み込みます。
現状では大きな問題のない箇所です。移行の後半に回しても差し支えないため、費用と工数の配分を最適化できます。
レポートの見え方
こんな設計図が、手元に残ります。
解析レポートの抜粋を、イメージでご紹介します。まず全体像を分母つきの数字で押さえ、オブジェクトごとに危険度・所見・影響業務を並べ、末尾に段階移行のロードマップを示します(下記はすべてダミーデータです)。
明細ビュー(オブジェクト単位の拡大)
内訳:テーブル38 / クエリ64 / フォーム24 / レポート11 / マクロ3 / モジュール2
使用量1.68GB/2GB上限に接近。年度分割を推奨。
5階層の入れ子クエリ。破損・再計算エラーの温床。
ロックなしの一括UPDATE。同時実行で不整合の恐れ。
テーブルを直接更新。整合性チェックが無い。
更新ロジックがVBAに集中し属人化。
起動時に外部mdbへ自動リンク再接続。切替に脆い。
構造は健全。当面は安定。
標準機能の範囲内。移行は容易。
残る4件(起動時パスワードのフォーム3・破損モジュール1)は「未調査」として手法書に明記します。
段階移行ロードマップ(サンプル)
概算費用レンジを併記- フェーズ10〜2か月
対象:D1(5件)
T_受注明細の年度分割と、Q_月次請求集計の再構築。停止・破損リスクを先に断ちます。
いちばん危ない箇所から着手します
- フェーズ22〜5か月
対象:D2(17件)
在庫引当・顧客マスタなど属人化した処理を、業務を止めずに順次移行します。
- フェーズ35か月〜
対象:D3(116件)
当面安定している資産を、予算に合わせて後半でまとめて移行します。
※上記はレポートの体裁を示すサンプルで、オブジェクト名・件数・費用はすべてダミーです。実際の内容・分母・段階の区切りはお客様のAccessによって異なります。
設計図の使いみち
「設計図」だから、開発会社がそのまま実装できます。
私たちはAccess解析の専門家集団です。解析の成果物は、感想ではなく実装に使える設計情報。御社の開発会社でも、当社でも、そのまま移行の実装へ進めます。
オブジェクト単位で具体的
「どこが」「なぜ」危ないかをテーブル・クエリ単位で示すため、開発会社は見積もりと実装の当たりをすぐに付けられます。
移行方式に依存しない
kintone・Power Apps・Web・FileMakerのいずれに移行する場合でも使える、方式に中立な設計情報としてまとめます。
貴社の開発会社でも当社でも
設計図は成果物としてお渡しするため、御社が普段お付き合いのある開発会社がそのまま実装できます。開発会社が未定なら当社でも移行を承ります。
納品物
納品物は、全プラン共通の4点セット。
開発会社への相見積り依頼に、そのまま添付できる形式でお渡しします。
全体サマリー
経営層向けに、要点を1〜2ページへ凝縮したサマリーです。
カバレッジレポート
どこまで調べ、どこが未調査かを、分母つきの一覧でお渡しします。
解析手法の説明書
どうやって調べたかを、あとから再現できる形で記載します。
機械可読データ(JSON)
開発会社がそのまま見積り・設計に使える生データです。
私たちの姿勢
私たちが約束しないこと。
解析レポートに「調べ尽くした」「見落としはありません」といった言い切りは使いません。自動解析には原理的に見えない領域(実行時にしか現れない挙動など)があり、それを隠さず「未調査」として一覧でお渡しするのが当サービスの方針です。
- すべての数値に分母を付けます(例:「対象417箇所中32件」)。
- 測っていない指標は「未測定」、契約範囲外の項目は「契約範囲外」と明示します。
- 開けなかった・読めなかったファイルは、その事実を正直に報告します。
「何が分かっていて、何が分かっていないか」を明確にすることが、移行判断の材料としてもっとも価値がある、と考えています。
解析精度(実測)
解析精度は、公開データで実測しています。
公開されているAccessファイルを正解データとして、当サービスの静的解析が抽出するテーブル・列・保存クエリを、別実装の独立した読み取り経路と突き合わせて精度を実測しています。
テーブル抽出
再現率 100%
適合率 100%
取りこぼし0・誤検出0(一致 108件)
列抽出
再現率 100%
適合率 100%
取りこぼし0・誤検出0(一致 737件)
保存クエリ抽出
再現率 100%
適合率 100%
取りこぼし0・誤検出0(一致 131件)
測定対象:公開Accessファイル38件中32件(2026年7月実測)。除外した6件はパスワード保護等によるもので、理由は解析手法書に記載しています。
※ この実測は「構造の抽出」の精度です。フォームやVBAの中に埋め込まれた実行時のSQL・挙動は、静的解析では測定できません。その領域を実際に動かして確認するのが「②実測PoC」です。
自動変換の実測(Northwind 2007・2026年7月)
40クエリ中19件を自動変換
Microsoft公開サンプル「Northwind 2007」の保存クエリ40件のうち、19件をPostgreSQLへ自動変換できることを実測で確認しました。社員写真などの「添付列」や複数値を持つフィールドは、別テーブルに分割したうえで残りの列を自動変換します。自動変換できないクエリは「できない」として、理由付きでそのまま開示します。この数値は公開サンプルでの実測であり、個別案件での自動変換率をお約束するものではありません。
解析の進め方と安全性
データは、隔離した環境の中だけで処理します。
解析は、外部から遮断された隔離システムの中でAIが自動的に行います。人が中身を覗いて回るのではなく、機械が設計情報を読み解くため、情報が外へ流出する心配はありません。外に出るのは、リスクや移行方針をまとめた「設計図(レポート)」だけです。秘密保持契約(NDA)は標準で締結します。
隔離環境
外部から遮断した環境で処理し、データを外に出しません。
AI自動解析
人が中身を覗くのではなく、機械が設計情報を読み解きます。
NDA標準締結
秘密保持契約は標準で締結します。任意ではありません。
外に出るのは設計図だけ
業務データそのものは扱わず、外部に出るのはレポートのみです。
動く試作
設計図だけでなく、
動くアプリもすぐ試せます。
読むだけでは移行後が想像しにくい——そんなときは、隔離したサンドボックス開発環境で、最重要の業務をすぐに動くアプリとして試作します。実際に触って確かめてから、本番で使いたくなれば、そのまま移行に進めます。
試作はあくまで判断材料です。特定のツールや月額契約に縛られることはありません。
約2分・ファイル送信不要・発注義務なし/説明はオンライン・売り込みはしません
サンドボックスで即試作
隔離環境に開発サンドボックスを用意し、最重要の業務を動くアプリとしてすぐ形にします。
触って確かめる
実際に操作して、移行後の使い勝手を体感。設計図の判断を、動く形で裏づけます。
本番へ移行
使いたくなれば、そのまま本番用に移行。中立の設計図があるので、実装は御社の開発会社でも当社でも。
他社との違い
「開発会社」でも「月額サービス」でもなく、解析の専門家。
Accessの移行には、大きく3つの選び方があります。当社は「中立な設計図を、御社の資産としてお渡しする」立ち位置です。
| 当社Access解析の専門家 | 月額サブスク型の 移行サービス | 大手SIer・ 汎用の開発会社 | |
|---|---|---|---|
| 得意領域 | Accessの解析・移行設計に特化 | 特定ツールへの移行が前提 | 何でも対応(Access専門とは限らない) |
| お試し・試作 | サンドボックス開発環境で、すぐに動くアプリを試せる。本番で使いたくなれば、そのまま移行も可能 | プロトは見せるが、本番化は月額契約が前提 | 本番前の試作は限定的(別途費用になりやすい) |
| 費用モデル | 買い切り(解析→設計→段階移行) | 月額(構築中も、その後の保守も継続) | 大型の一括(数百万円〜が多い) |
| 成果物の所有 | 御社の資産。どこでも動く | 提供元のツール上で稼働。解約すると使えなくなることも | 納品物は残るが、規模・費用が大きい |
| データの扱い | 設計情報だけを解析。データ本体は預からず、NDA標準 | 解析のためファイルを預ける場合がある | データを預けて開発するのが一般的 |
| 移行先・開発会社 | 中立。御社の開発会社でもそのまま実装できる | 提供元のツール・会社にロックインされやすい | その会社に依存しやすい |
| 進め方 | 危険な箇所から、止めずに段階移行 | プロトを見せてから本格移行 | 全面刷新を前提にすることが多い |
※一般的な提供形態に基づく比較で、特定の企業を指すものではありません。
料金
解析(詳細レポート)は20万円〜。
まず無料で「解析できるか」を確かめ、有料の解析で設計図を手に入れる。いきなり大きな費用は発生しません。
.accde / .mde(コンパイル済みファイル)は割増になります
コンパイル済みファイルは、設計情報(ソース)が取り除かれ、封印されています。通常の自動読み取りが使えないため、残った情報の回収と、実際に動かして観測する特別な工程が必要になり、その分の作業が上乗せされます。
コンパイル済みファイルを含む案件は、②実測PoC以上での対応を推奨します。①のみの場合、成果物はテーブル構造と断片的な手がかりに限られることを、お見積り時に明記します。
よくあるご質問
解析について、よくいただく質問。
- Q.無料診断と有料の解析は、何が違うのですか?
- 無料診断でわかるのは「そのAccessが当社の手法で解析できるか」という可否の判定だけです。リスク判定(D1/D2/D3)・依存関係・移行難易度・段階移行ロードマップといった中身は、有料の解析(詳細レポート・20万円〜)でお渡しします。
- Q.仕様書も、作った担当者もいませんが解析できますか?
- できます。設計情報とふるまいから、機能・依存関係・リスクを自動で可視化します。仕様書がなく作成者も不在のAccessこそ、主な対象です。
- Q.解析のとき、データが外部に漏れませんか?
- 漏れません。解析は隔離したシステム内でAIが自動的に行い、取得した情報は外部に出しません。扱うのは設計情報が中心で、顧客名簿や売上などの業務データそのものは解析対象としません。外に出るのは設計図(レポート)だけです。NDAは標準で締結します。
まずは「解析できるか」だけ、
確かめませんか。
解析するかどうかは、可否の判定を見てから決めていただければ十分です。ファイルの送信も、発注の義務もありません。