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Access 2024のサポート期限とライフサイクル|2029年10月まで

Access 2024(単体版・Office LTSC 2024)のサポート終了日は2029年10月9日。Modern/Fixed Lifecycle Policyの違い、機能更新がない買い切り版の位置づけ、Access 2021(2026年10月13日終了)からの乗り換え判断を解説します。

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結論:Access 2024のサポートは2029年10月9日まで、機能更新はない

Access 2024(単体版またはOffice LTSC 2024に含まれる版)のサポート終了日は2029年10月9日です。2025年11月8日時点では延長やESUの公式発表はなく、この日付が実質的な期限です。

ただしAccess 2024は買い切り製品なので、購入時点の機能がそのまま固定されます。セキュリティ更新は届きますが、機能は追加されません。MonacoベースのSQLエディタなどMicrosoft 365版限定の新機能を使いたい場合は、Access 2024では対応できません。この記事では、Access 2024固有のライフサイクルと使い方の位置づけを整理します。

Access 2024のライフサイクルを整理した表

Access 2024には「単体版」と「Office LTSC Professional Plus 2024(Windows版)に含まれる版」の2種類があります。ライフサイクルポリシーが異なりますが、終了日は同じ2029年10月9日です。なおOffice LTSC Standard 2024やMac版にはAccessは含まれません。

製品ライフサイクルポリシーサポート終了日ESU・延長
Access 2024(単体版)Modern Lifecycle Policy2029年10月9日(Retirement Date)2025年11月8日時点で発表なし
Office LTSC Professional Plus 2024(Access 2024を含む・Windows版)Fixed Lifecycle Policy2029年10月9日(Mainstream End Date)2025年11月8日時点で発表なし
Microsoft 365版 AccessModern Lifecycle Policy確定した終了日なし(※)2025年11月8日時点で廃止の公式発表なし(継続更新中)

※ Microsoft 365版はModern Lifecycle Policyのもとで提供されており、2025年11月8日時点で廃止の公式発表はありません。後継製品・サービスなしで終了する場合は原則として12か月前に通知される方針ですが、すべてのケースで保証される期間ではありません。

上記はAccess 2024(単体版)の公式ライフサイクルページおよびOffice LTSC 2024の公式ライフサイクルページで確認した情報です。

Modern Lifecycle PolicyとFixed Lifecycle Policyの違い

Access 2024単体版が従うModern Lifecycle Policyとは、Microsoftが「サポートを続ける限り、要件を満たし続ける必要がある」という方針です。製品ページに明示された「Retirement Date(廃止予定日)」が終了の目安になります。Access 2024単体版の場合は2029年10月9日がそのRetirement Dateです。

一方、Office LTSC Professional Plus 2024が従うFixed Lifecycle Policy(固定ライフサイクルポリシー)は、発売から固定の年数でサポートが終わる仕組みです。メインストリームサポート終了日(Mainstream End Date)が2029年10月9日で、旧来のOffice製品(2016/2019など)のように延長サポート期間はありません。

両者のポリシー名は違いますが、Access 2024を使う現場での結論は同じです。2029年10月9日以降はセキュリティ更新が届かなくなります。

Access 2024が「買い切り」であることの意味

Access 2024は一度購入すれば追加費用なく使えますが、リリース時点の機能が固定されます。Microsoft 365版と違い、新機能は追加されません。

2025年11月8日時点でAccess 2024(買い切り版)が受け取れないMicrosoft 365専用機能の例として、MonacoベースのSQLエディタ(構文ハイライト・オートコンプリート)があります。詳しくはAccessのバージョンの違いをご覧ください。

逆にAccess 2024が利用できる機能として、Dataverse連携(DataverseへのデータエクスポートとPower Apps統合)は含まれています(Access 2024の新機能ページで確認)。機能固定が悪いわけではなく、ライセンス費用を固定したい・完全閉域ネットワークで運用したいといった環境では理にかなった選択です。

Access 2021を使っている場合の判断

2025年11月8日時点で、Access 2021(単体版またはOffice LTSC 2021)のサポート終了日は2026年10月13日です。ESUや延長の発表は確認できません。

Access 2021からの乗り換えを検討する場合、選択肢は主に2つです。

  • Microsoft 365版に切り替える:継続的に機能が追加され、確定した終了日はない。月額または年額のサブスクリプション費用が発生する。
  • Access 2024に切り替える:2029年10月9日まで約4年のサポート期間を確保できる。買い切りなので費用が固定される。機能はリリース時点で固定。

Access 2024への切り替えは、2026年問題の「次の猶予」として機能します。ただし2029年にはまた同じ問題が来ます。1ファイルあたり最大2GBの上限や、当社の支援経験では構成によって性能・破損リスクが問題になるケースがある複数人利用の課題は、バージョンを変えても変わりません。

Access 2021の期限と各バージョンの詳細な終了日の歴史については、Accessサポート終了の歴史にまとめています。

Access 2024を選ぶか、Microsoft 365版を選ぶか

2025年11月8日時点で、新規にフル機能のAccessを購入・契約する場合、主要な選択肢はAccess 2024とMicrosoft 365版です。どちらを選ぶかは、機能更新の必要性と費用形態の優先順位で変わります。

比較項目Access 2024(買い切り)Microsoft 365版
費用形態一括購入・追加費用なし月額または年額のサブスク
機能更新なし(リリース時点で固定)継続的に追加
サポート終了日2029年10月9日確定した終了日なし
MonacoエディタなどM365専用機能使えない使える
閉域ネットワーク運用向く(Office LTSC Professional Plus 2024が候補)定期的なオンラインライセンス確認が必要(契約・認証方式による)

費用を固定したい・インターネット接続なしで運用したい・システム構成を固めたいといった理由があればAccess 2024が向きます。一方で機能の継続的な更新を受けたい・他のMicrosoft 365サービスと連携したいならMicrosoft 365版が合います。

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よくある質問

Q. Access 2024のサポートはいつ終わりますか?

2029年10月9日です。単体版(Modern Lifecycle Policy)のRetirement Dateも、Office LTSC 2024(Fixed Lifecycle Policy)のMainstream End Dateも、どちらも同じ日付です。2025年11月8日時点では延長やESUの公式発表はありません。公式ライフサイクルページで直接確認できます。

Q. Access 2024(買い切り版)とMicrosoft 365版のAccessは何が違いますか?

最大の違いは機能更新の有無です。Access 2024は購入時点の機能が固定され、新機能は追加されません。Microsoft 365版は継続的に機能が追加されており、2024年10月展開のMonacoベースSQLエディタなどAccess 2024では使えない機能があります。サポート終了日についてはAccess 2024が2029年10月9日、Microsoft 365版は確定した終了日がありません。

Q. Access 2021からAccess 2024に乗り換えれば、移行は不要ですか?

既存ファイルや拡張機能は動作する可能性がありますが、VBA・参照設定・ActiveX・外部連携を含め、実環境での検証が必要です。バージョン切り替えによる業務継続の可否は、動作確認の結果で判断してください。また1ファイルあたり最大2GBの上限や、当社の支援経験では構成や利用人数によって性能や破損リスクが問題になる場合がある複数人利用の課題・属人化といった点はバージョンを変えても変わりません。Access 2024への切り替えは「2029年まで猶予を延ばす」選択であり、システムの根本的な改善ではないと整理しておくと判断しやすくなります。

Q. Office LTSC 2024とAccess 2024単体版はどちらを買うべきですか?

AccessだけでなくWordやExcelも必要な場合、Office LTSC Professional Plus 2024(Windows版)にはAccessが含まれます。Standard版やMac版にはAccessは含まれないため、購入前に製品ページで構成を確認してください。Accessのみ必要な場合はAccess 2024単体版が選択肢になります。どちらもサポート終了日は2029年10月9日で変わりません。

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